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近代科学を切開する

   

要素還元主義の申し子の抗うつ剤が脳を壊していく

選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)以前の薬は、効果のある成分のみ純化し、体内に高濃度で充満させることで、どのように作用するかは明確ではないまま(それくらい体内反応は複雑で高度)使用されていた。そのため実態効果が主な評価指標になり、効きもしない薬は淘汰圧力が少ないながらもまだ働いていた。

それに対し、90年台初頭に商品化された、SSRIは、新しい作用メカニズムを採用したことにより、画期的な薬として急速に広まった。

それは、脳科学の進歩を基盤に、脳神経のシナプス伝達にかかわるレセプターを制御する薬として開発され、シナプス空隙に放出される神経伝達物質の取り込みを制御でき(=気分を変えることができ)、極微量で効果があるものとして市場に出回った。

これは、実際に効くか効かないかの評価ではなく、高い(と思い込んでいる)科学技術への評価で、科学信仰とも言える。

ところが、人間の脳は、コンピューターのLSIのように単純なものではない。LSIの単純さとは、線状に繋がった回路のみ制御するという単純な機能を大量に繰り返すことで、現在の脳回路理論もそれに近い。つまり、現在のシナプス理論は、単純で機械的なLSIの理論をそのまま人間の複雑で高機能な脳に持ち込んだのと同じなのだ。

それに対して、現実の脳内では、神経の接続部のシナプスだけでなく、何かを考えるときに、それに関連する神経全般を励起させている。

それは、複数の神経伝達物質が広い立体的領域に放出され、そこにある神経細胞全体を励起させる。その反応はシナプス部分だけではなく神経の軸策部分でも起こる。これにより、シナプス信号より上位の反応(判断)基調を作る重層的反応回路を形成している。

その反応基調は脳活動の全体性ともいえるものだが、要素還元的な思考だけで開発されたSSRIは、これを無視して、微量で局部のシナプスだけに強力に作用することしかできない。そのため、脳回路は正常な反応が出来なくなる。つまり、要素還元主義の申し子の抗うつ剤が、脳を壊していくのだ。

これはSSRIだけでない。いまでは頭痛薬、鼻炎薬、鎮痛剤、胃腸薬まで、レセプターを阻害し神経路の反応構造を変えるものが多く出ている。これらも同じ副作用があると考ええるほうが自然である。

もし、使用するなら、ホメオパシー医療に基づく、体の変調原因を更に刺激して、その反動で免疫機能を活性化させる超微量の毒(=薬)だろう。要素還元主義の薬の販売の大元締めとも言えるロックフェラー一族はそのことわかっているので、自ら近代医療の薬は服用しない(327029)。

このような状況から、現代は医者の言いなりではなく、事実をもとに主体的な判断を下し行動につなげることなしに、健康はとりもどせない社会であると断言できる。
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抗うつ剤は、うつを治療せずむしろ悪化させている可能性
(リンク)

何年もの間、うつ(鬱)病は脳内のセロトニンのレベルが低いことが原因となっていると言われてきました。しかし現在、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)のマーケティングは「作り話に基づいた」ものにすぎず、危険な誤解にすぎないという警告が発せられています。

SSRIの使用は、90年代初頭に急上昇しました。それまでは精神安定剤がうつ病に対する標準的な治療とされており、SSRIはそれよりは安全な代替役としてみなされたのです。

BMJ(イギリス医学会会報)上に発表されたヒーリー氏の報告書によれば、90年代、SSRIがセロトニンのレベルを上昇、あるいは低下させるのかは誰も知らず、そもそもSSRIを用いた治療に治療の効果があることを示す証拠は全くないと記しています。
(中略)
向精神薬は実際に神経伝達物質を妨害し、普通の生物学的機能を維持するために必須である脳内の繊細なプロセスを乱し、精神疾患を模倣するような副作用をもたらす結果を招きますが、それが発症の原因である可能性が高いといえます。

数週間、向精神薬を摂取した後には脳で補てんしようとする動きが損なわれ、医薬品の作用機構を反映した副作用が現れ始めます。

たとえばSSRIは、セロトニンの過剰による躁病の発症の原因となる可能性があります。 抗精神病薬の使用は、パーキンソン病に類似した副作用の原因となります。ドーパミンの枯渇(パーキンソン病でも枯渇する)がその原因です。

副作用が発現することで、患者は他の医薬品の治療も受けることになり、多くの患者が多数の診断名と、それに処方された向精神薬を摂る羽目になっています




本田真吾
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