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近代科学を切開する

   

マントルトモグラフィー、プレートテクトニクスの怪しさ1

思索の部屋『マントルトモグラフィー、プレートテクトニクスの怪しさ(リンク)』
--------------------------------転載
※地震派の伝わり方について
マントルトモグラフィーという画期的な解析によってマグマの熱分布が分かったと埼玉大の角田氏の本にあるから「ほ~そうなんだ」と感心していたが、それについてつっこんで調べてみると、かなりうそくさい。

MUOGRAPHERSのミュオグラフの東大・田中氏の講演の中でも、マントルトモグラフィー誰がやっても同じにならない「再現性のないもの」としてこき下ろされていた。

※トモグラフィーのトモとはギリシャ語で断面という意味だそうだ

マントルトモグラフィーやプレートテクトニクスは石田研究室の「新地震学」のHPでもこき下ろされている。
地震波が密度によって高々2%しか違わない事を根拠にこれだけ異なる物質の深さ方向の分布を一意的に描くのは不可能という訳だ。
確かにその通りで、非常にがっかりさせられる話である。
マントルのスーパープリュームの間断が地震や火山活動の間断につながっているという埼玉大の角田氏の説明に納得していた自分としては、スーパープリューム自体が否定されると大変がっかりする。

一方石田研究室のHPではマントルという流体の中を地震波が伝わるわけがなく、地殻底面と表面の間の散乱でしか伝わらない、としているが、これもどうなんだろうか?
音や光が水の中を伝わらないという事実はない。もちろん距離により減衰はする。
それが地震波のようにより長周波数になればより遠くまで伝わるとは容易に予想がつく。

ただ、水中より海底面と海の表面の間の散乱の方がよく伝わるのかどうかは、水中の透過率と海底面、海水面といった境界面での反射率を実際に実験的に測定してみなければ何とも言えない。

波の伝搬というのは原理はシンプルだが、媒体ごとに透過率、反射率が異なるので意外と難しく、直感的に答えられない。

マントルトモグラフィーの計算は誰がやっても同じにならないとミュオグラフの東大・田中氏は言うが、
地殻やマントルに関して実験的に散乱断面積、吸収断面積といった物理データが整備されれば誰がやっても同じとなると期待される。

ただし、内部構造がどうなっているか誰も知らないので、100°の角度を超えて地震波が地球の裏側には伝わらないという実験事実から、地球の中心には固体のコアがあるとかなんとか何らかの説明モデルをあらかじめ持つ必要がある、というところがやっかいなところだ。

そういう意味ではニュートリノ観測こそ地球の内部構造を知る手掛かりになりそうだが、
いかんせん検出断面積を稼ぐには膨大な体積の検出器が必要になり、当分実現できそうにない。
--------------------------------2に続く



近藤文人
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