忍者ブログ

近代科学を切開する

   

ホワイトサンズUFO搭乗事件その1(ダニエル・フライ)

ダニエル・フライは1908年7月19日にミネソタ州ヴァ-ドンで生まれた。ここはミシシッピー川の小さな船着場である。9歳のときに両親を失い、以来17才になるまで母方の元で育てられ、1920年に祖母と一緒にカリフォルニアへ来た。ここでの彼は一般の少年と異なるところはなかったが、ただ知識欲(特に科学的知識)は異常なまでに旺盛であった。
 両親は何も財産を残さなかったので、18歳の時には自活しなければならなかった。高校の課程を終えて大学へ進学したかったが、当時の大不況の為に容易に職が得られず、通学のかたわら働いて生活することは不可能であった。結局正規の進学の機会は得られないことを知った彼は、パサデナ公立図書館の教科書・参考書部で夜間の独学を始めて、ここに数年間通い、大学で学ぶのと同じ過程を勉強した。
 特に化学と爆薬の応用法に興味を持つようになり、その結果爆発物取扱技師になった。この職業に従事する内にやがてロケット工学の分野に入ったのである。
 1934年にパサデナで結婚して幸福な家庭生活を楽しんできたが、悩まされたのは仕事の為にしばしば移動する必要に迫られたことである。一人の息子と二人の娘がある。
 フライは本書の刊行までエアロジェット・ジェネラル・コーポレーションで三年間働いていた。これは世界最大のロケットエンジンの開発製造会社である。1949年から50年にかけてフライはニューメキシコ州のホワイトサンズ実験場で殆どを過ごした。ここで彼は巨大なモーターのテスト用装置の設置に従事したのである。



千田祐介
PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL(非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS(コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます

ランキング

にほんブログ村 科学ブログへ お勧めサイトランキングへ

カウンター

カレンダー

08 2017/09 10
S M T W T F S
2
6 9
10 12 13 14 16
17 18 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カテゴリー

ブログ内検索

バーコード

P R

Copyright ©  -- 近代科学を切開する --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]