忍者ブログ

近代科学を切開する

   

伊能忠敬は本当は地球の大きさが知りたかった~実は地図製作は方便だった。

伊能忠敬は暦の精度を上げるために地球の大きさが知りたかった。
一度の60分の一までの正確さで40000kmのところ39852kmとまで迫った。当時のヨーロッパで知られていた数字とほぼ同じだった。
実は地図製作は方便だった。

【 あの人の人生を知ろう~伊能忠敬編 】より以下引用です
リンク
高橋至時と間重富は新たな暦(寛政暦)を完成させたが、至時は地球の正確な大きさが分からず暦の精度に不満足だった
。“いったい地球の直径はどれくらいなのか”。暦局の人々は、オランダの書物から地球が丸いということを知ってはいたが、子午線1度の長さは25里、30里、32里など意見が分かれていた。そこで忠敬は「北極星の高さを2つの地点で観測し、見上げる角度を比較することで緯度の差が分かり、2地点の距離が分かれば地球は球体なので外周が割り出せる」と提案。至時は忠敬の案に賛同した。2つの地点は遠ければ遠いほど誤差が減るため、江戸から蝦夷地(北海道)まで距離を測ることが望ましかった。

だが、当時は幕府の許可が無ければ蝦夷地には行けない…。そこで至時が考えた名目が“地図制作”だった(つまり暦制作が本来の目的で、地図制作は移動の自由を得るための口実だった)。この頃、蝦夷地では根室にロシア特使が上陸して通商を要求し、ロシア人の択捉島上陸事件も起こっており、国防のために正確な地図が必要だった。至時・忠敬の師弟はそこを突き、結果的に幕府は蝦夷地のみならず、東日本全体の測量許可を出す(ただし幕府の財政援助はなく、すべて自費。伊能家の3万両=約30億円とも言われる資産が役立った)。
中略
忠敬の死から43年後の1861年、イギリス測量船アクテオン号が幕府に強要して日本沿岸の測量を始めた時、幕府役人が持っていた伊能図の一部を船長が見て仰天し、“この地図は西洋の器具や技術を使っていないにもかかわらず正確に描かれている。今さら測量する必要はない”と測量を中止してしまった。イギリス海軍は忠敬の地図を基に海図を完成させ、巻頭に「日本政府から提供された地図による」と書き記した。西洋の知識人は長く鎖国していた日本を未開の文明後進国だと決め付けていたが、世界水準の正確な地図を持っていることに驚き、見下すことを改めたという。
引用終わり





志水満
PR

現代物理学は、科学としての物理学ではなく、全くのイマジネーション・思い付きの観念論でしかないのではないか?

佐野博士が、科学の正当性に関して、またまた興味深い論考を発信されているので、一部抜粋して紹介します。(リンクより)
   ===
微視的世界の物理現象が発見されて行った20世紀の初頭、「唯物論と経験論批判論」の著者レーニンがマッハに代表される現代物理学者達は、知覚で認識できないミクロな世界の物理現象は「唯物論」=物理学(つまりニュートン古典物理学)によって説明すべきなのに、科学的物理学とは無関係に只々観念論に走ろうとしているが、これは誤りなのではないか?と正しくも指摘している。

つまりその後その方向で進んで形成されたカッコ付「正統派」現代物理学は科学としての物理学ではなく、全くのイマジネーションだけで思い付いただけの観念論でしかないのはないか?と言うのである。
   ===
19世紀末~20世紀初頭に微視的世界の物理現象が発見された時に、本来的にその時の物理学=ニュートン古典物理学によってそれを論証すべきであった。
   ===
量子力学からニュートン古典物理学を導き出す試み、つまり粒子の物理学からマクロ物体の物理学を導き出す試みは全面的に失敗した。

結論から先に述べると、ニュートン古典物理学を特殊な場合として説明する事はアインシュタインが数式上その様に見せかけている相対性理論に全面的に依存することによってのみ初めてその体裁を整え得た。
しかし、量子力学と相対性理論とは異質であり、統一化する事が不可能であった。
であるから、量子力学が主流派のカッコ付「正統派」現代物理学派にとって、ニュートン古典物理学と対決する時にはアインシュタインの相対性理論に全面的に依存し、しかしカッコ付「正統派」現代物理学学会では、確率論の物理学への導入に反対したアインシュタインの相対性理論はあくまで反主流派の位置に止め置く、という二枚舌で対処して来たのである。

ミンコフスキー座標系を採用したシュレーディンガーの波動方程式は、∆t が3次元ユークリッド空間内移動時に常に ∆t=0 なのだから、速度、加速度、力、エネルギーを定義する術を持たず、勿論それ等を計算する事は不可能であり、その結果、“シュレーディンガーの波動方程式は波動の位置を計算する為のもの。”なる主張は全くの偽りであることが論証され、又、速度、加速度、力、エネルギーを定義できないのだから“量子力学”と“力学”を名乗る事自体が憚られ、そもそも量子力学とは物理学を些かも成し得ない事が明らかとなる。

又、シュレーディンガーの波動方程式とは一体問題でしかなく、又、彼等は作用反作用の法則として静的作用反作用の法則F1=-F2しか知らなかったので、実際の物理現象をとても説明できるどころではなかった。微視的世界の粒子と粒子との相互作用の法則が何か無いか実際のデータから思い巡らしたが全く雲を掴むような論しか思い付かなかった。
   ===
以上述べたような様な原理論的欠陥の前に、量子力学派は次に動的作用反作用の法則が欠けているニュートン古典力学との融合の方向へ一度行こうと試みるが、多数の粒子の運動を微積分を使って論じようとして、“3体問題以上は微積分を使って解けない。”(アンリー・ポアンカレー)と誤って結論付けてしまった。
正しくは、誤れる数学概念である連続実数の上に作られた欠陥数学・微積分学ではなく離散値の数学・和分差分を離散値性故に区切る事が出来る時間軸を区切って二つずつのペアで作用反作用を考えれば、3体問題は愚か、多体問題が必ず実は解けるのである(アナトリー・スミルノフと佐野千遥が2016年サンクトペテルブルグ物理学会で論証)。

ポアンカレーの誤れる論法とその結論を真に受けて、カッコ付「正統派」現代物理学派は確率論の靄の陰に隠れて、3体以上が恰も解けたように見せかける事に血道を上げる方向を選んだのである。
アインシュタインに「神はサイコロを投げない。」と批判されても、カッコ付「正統派」現代物理学派にとって確率論を導入する以外に逃げ道は無いように思われた。

カッコ付「正統派」現代物理学派は再び遠く及ばない目標「ニュートン古典物理学は量子物理学の特殊な場合として説明できる。」と豪語するために、確率論を導入しようとして、一つの重大問題が発生した。

ベルヌーイの法則を含む流体力学やボイル・シャルルの法則を含む熱力学を現代物理学の中に取り込むか、という問題であった。
ニュートンの死直後の17世紀に既に作られたベルヌーイの法則を含む流体力学は、余りにニュートン古典物理学に近接しているので、これを古典物理学としてニュートン古典物理学と同列の古典物理学と見做し、19世紀初頭に作られたボイル・シャルルの法則と熱力学は、確率論と相性が良さそうに見えたので一応現代物理学の中にその意を取り入れる事にしたが、確率統計的粒子のモデルで19世紀熱力学を粉飾して取り入れる事とした。

結局、量子力学では全く説明出来なかったが、誤謬の“エントロピー単調増大法則”を“正しい”と量子力学の側で宣言して置いて、確率統計力学と量子力学の一体性を装い、次に、その確率統計力学の粒子モデルを使って熱力学のボイル・シャルルの法則を説明できるかに装うとした。しかしここでも馬脚を現してしまった。

気体を入れた風船の温度を上げる

気体の分子の直線運動速度が上がる

風船の内壁に分子が勢いよく体当たりする

気圧が高くなる

風船が膨らむ

がそれであるが、このボルツマンの統計力学的粒子モデル

気体の分子の直線運動速度が上がる
→  
気圧が高くなる

が誤りである事が、

飛行機や鳥が飛べるのは、実は逆に

気体の分子の直線運動速度が上がる
→  
気圧が低くなる

からである事がスミルノフ物理学や古典流体力学ベルヌーイの法則によって明らかに成る。

カッコ付「正統派」現代物理学の主流派・誤謬の量子力学派は結局、全面的誤謬のボツツマンの確率統計力学を全く物理学的根拠のないボルツマン定数まで含めて取り入れて、自力では脱出不可能な誤謬の淵にのめり込んだのである。



佐藤有志

定説の再定義。電磁力によるキログラムの新定義


リンク
世界にはさまざまな単位がありますが、その中でもSI基本単位である7つの単位は特に重要とされています。なぜかというと、その他多くの単位がこの7つを組み合わせや換算によって定められているからです。イメージとしては、単位界のボスたちという感じでしょうか。

さて、今回主役のキログラムもSI基本単位の1つですが、実は1970年代から定義の不安定さが問題視されていました。

他のSI基本単位は概念で定義されていて、安定しています。定義と概念の情報さえあればいつでも誰でも計り直せますし、情報は時間が経っても変わらないからです。対してキログラムは、「国際キログラム原器」という世界に1つしかない物体の質量として定義されています。原器もしくは原器の精密なコピーがないと正確なキログラムを知ることができないうえに、なんと時間が経つとともに質量が(汚れの蓄積と測量方法の変更によるものとはいえ)僅かながら変化してしまっているんです。ボスが意見のコロコロ変わってしまう人では困りますよね。

そのような事情があり、2011年にはキログラムの再定義が決定しました。そしていよいよ2018年に新定義が採択される予定というわけです。

現在もっとも有望視されているキログラムの新定義は、概念で定義できる電磁力がベースとなっています。ここで鍵となるのが特殊相対性理論とプランク定数。特殊相対性理論は質量とエネルギー量を結びつけ、プランク定数は電磁波の光子のエネルギー量とその周波数を結びつけます。新定義ではプランク定数を固定することで、間接的に質量を定義しています。

しかし実用性で考えると質量は重さで測りたいですよね。そこで重要になってくるのがワット天秤(キブル天秤)という非常に正確な天秤。プランク定数と重さを電磁力を通して結びつけます。

仕組みをとしてはこんな感じです。まず、永久磁石と電磁石の反発し合う力を、電流と電圧を調節することで、測りたい物体の重さと釣り合わせます。次に電流と電圧を測り、ワット天秤を校正したときに得たデータと照らし合わせることで、重さを割り出します。最後に、重さを重力加速度で割ることで、質量を計算。要は電流と電圧を測ることで、間接的に質量が測れる装置なのです。

というわけで、定義が更新されそうなんですが、たとえ更新されたとしても日常生活に特筆すべき影響はありません。影響があるのは製薬会社や、物理学者、または警察組織の鑑識といった、ものすごい精度が求められる現場です。

ちなみに、再定義に使用されるワット天秤は、ドイツ物理工学研究所によって作成されていますが、こちらのD.I.Y.動画(リンク)によれば誰でもミニチュアバージョンが作れるそうです。



す太郎

自然科学は間違っている。~数学者岡潔

数学者岡潔が講演している「西洋科学の根本となる思想(観念)が誤っているので自然科学は間違っている」が有りましたので投稿します。
自然科学者の基本理念(観念)
①自然科学者は存在しない時間を存在すると思っている。
②五感で解らない物は、存在しない(としか思えない。)≒物質主義:自然科学の基本理念は極微の素粒子も極大の天文学でも「不生不滅の物質がある」
リンク 数学者岡潔研究会より
___________________________
自然科学は間違っている」(1) 岡潔著

【 2】 自然科学者の時間空間
自然科学者は自然というものをどういうものだと考えているかということを代りに言ってやって、そして、それを検討するより仕方がない。
自然科学者は初めに時間、空間というものがあると思っています。絵を描く時、初めに画用紙があるようなものです。そう思ってます。時間、空間とはどういうものかと少しも考えてはいない。これ、空間の方はまだ良いんですが、わかりますから。時間の方はわかりませんから。
時間というものを表わそうと思うと、人は何時も運動を使います。で、直接わかるものではない。運動は時間に比例して起こると決めてかかって、そういう時間というものがあると決めてかかって、そして、時間というものはわかると思っています。空間とは大分違う。
人は時間の中なんかに住んでやしない。時の中に住んでいる。
時には現在、過去、未来があります。各々、全く性質が違うんです。それ以外、いろいろありますが、時について一番深く考えたのは道元禅師です。
が、その時の属性のうちに、時の過去のうちには「時は過ぎ行く」という属性がある。その一つの性質を取り出して、そうして観念化したものが時間です。非常に問題になる。
が、まあよろしい。ともかく初めに時間、空間というものがある、その中に物質というものがあると、こう思っています。
(※ 解説2)
「時間には人は何時も運動を使います」とはどういう意味でしょうか。それは空間(の中の万象)は目で見えるから直下にわかりますが、時間そのものは目では見えませんから、空間の変化や運動から時間を読み取るという意味です。
太陽や月が大空を移動したり時針の針がぐるぐる回るのは、時間そのものではなく、空間の変化や運動から時間を読み取っているに過ぎません。しかし、我々は長い間の習慣から、それを時間だと思い違いしていると岡はいうのです。
そうすると、いわゆる「時間」には2種類あって、自然科学者が対象とする第1の心の世界の計量することができる「時間」というものと、「過去、現在、未来」という第2の心の世界の「時」とがあるのです。前者が相対時間を説いたニュートンから絶対時間を説いたアインシュタインまでが問題にした「時間」というものであり、後者がベルグゾンが不思議がり、道元や岡潔が指摘した「時」というものです。そして本当は、人は「時間」の中にではなく、「時」の中に住んでいるのだと岡はいうのです。
また、岡によると時間空間というものは、人が生まれる前から既にあるものではなく、人が生まれてから後にその人の心の中に次第にできていくものである。自然科学者はそこのところを見る目が全くないから、「自然科学者は時間空間とはどういうものかと少しも考えてはいない」と岡にいわれるのです。
人は生まれて3年目に時間空間の観念ができ、4年目には感情意欲の主体としての自分を意識するようになる。ここに至ってはじめて西洋心理学でいう「自我」が生まれたのだと、岡はいうのです。そして自然科学という学問は、その「自我」の目で見た世界観の産物以外の何者でもないのです。
最後に一言。「時間空間とは初めに画用紙があるようなものです」とは、うまい表現ですね。私の印象に強く残っている言葉です。
自らの世界観を伝えるために、如何に苦心したか。岡のこのような比喩は絶妙という外ありませんね。

その2



岸良造

自然科学は間違っている。~数学者岡潔 五感でわかるもの

その2
_________________________________
3】 五感でわかるもの
物質は、途中はいろいろ工夫してもよろしい。たとえば赤外線写真に撮るとか、たとえば電子顕微鏡で見るとか、そういう工夫をしても良い。しかし、最後は肉体に備わった五感でわかるのでなければいけない。こう思ってます。
それじゃあ、どんなに工夫しても五感でわからないものはどうなのかというと、そういうものはないと思っている。「ない」といってるんじゃありません、「ない」としか思えないのです。だから、仮定とも何とも思ってやしませんから、それについて検討するということはしない。
五感でわからないものはないというのは、既に原始人的無知です。しかも、自分がそう仮定してるということにさえ気付かない。それについて考えるということができないというのは、実にひどい無知という外はありません。そう感じます。
で、そういう物質が自然を作っている。その一部分が自分の肉体である。
ところが、空間といわないで、時間、空間といいました。だから空間の中に物質があって、それが時間と共に変化するということでしょう。だから物質があれば働きが出る。それで自分の肉体とその機能とが自分である。自然科学者はこう思っています。
これはしかし、自然そのものではなくて、自然の極く簡単な模型だと、そう感じます。それで、これに名前をつけて物質的自然と、そういうことにします、のちに要るでしょうから。
(※ 解説3)
赤外線写真や電子顕微鏡のことが出てきましたので、天体望遠鏡のこともここで一言。近年は天体望遠鏡の性能も格段に進歩しまして、今までは丸で宝石箱のようなきれいな宇宙を我々は目にすることができます。そして科学者達は宇宙はものすごい構造をしているといいますが、私は以前からそこがどうも少し腑に落ちません。
それは皆さんもお気づきのことかも知れませんが、アインシュタインが光には限定された速度があるといったことを前提に考えるとしますと、たとえば宇宙の星々を写真にとったとします。そうすると地球まで光がとどく時間がそれぞれ違いますから、その1枚の写真に写っている星々は、同じ時点での映像ではないことになります。
ある星は1億年前の姿、ある星は1万年前の姿、多くの星は既に消滅しているかも知れないし、新たに生まれた星だって無数にあるはずです。大体、それぞれの銀河や星雲の中でさえ何光年も離れているのですから、あのように一つの形ある映像を結ぶということ自体、考えられないことです。しかも宇宙は今も時々刻々爆発しつづけているのですから尚更です。
ということは、科学者達は気にも止めないでしょうが、実際の宇宙は目には見えないが、写真とは全く別の様相を呈していることになるはずです。そして、それを確かめる方法は物理的にはあり得ません。
これを一体、どう理解すれば良いのでしょうか。そのヒントはやはり仏教の中にあります。答えは「大円鏡智」。
つまり、人は見たものを頭の中に物体として「観念」しているから、その物体があるんです。宇宙の星々もそうです。ここは大事なところですが、「観念」するという直観が働かなければ、物体や物質は存在しないのです。
つまり宇宙は人の外界にあるのではなく、頭の中に「観念態」としてあるんです。だから岡は「自然は映像であって、存在ではない」といったのです。これが「五感でわかる」ということの正体です。



岸良造

ランキング

にほんブログ村 科学ブログへ お勧めサイトランキングへ

カウンター

カレンダー

07 2017/08 09
S M T W T F S
2 3 4 5
6 7 8 9 10 12
13 14 15 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

カテゴリー

ブログ内検索

バーコード

P R

Copyright ©  -- 近代科学を切開する --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]